携帯電話でメールを打つのに夢中で横断者に気づかず

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7日夕方、愛知県田原市内の県道を横断していた91歳の男性が、進行してきた乗用車にはねられた。男性は収容先の病院で死亡。警察ではクルマを運転中に携帯電話でメールを打っていたとして、20歳の男を逮捕している。

愛知県警・田原署によると、事故が起きたのは7日の午後6時55分ごろ。田原市田原町新清谷付近の県道を横断していた91歳の男性に対し、進行してきた乗用車が衝突した。

男性は数メートル弾き飛ばされて全身を強打。近くの病院に収容されたが、出血性ショックが原因で8日朝に死亡している。警察ではクルマを運転していた20歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡を受け、容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。

現場は見通しの良い直線区間。死亡した男性は横断歩道を渡っていたが、交差点に信号機の設置は無かった。クルマを運転していた男は運転中にもかかわらず、携帯電話でメールのやり取りを行っており、前方はほとんど注視していない状態だったとみられている。衝突当時も携帯電話の画面を見ており、男性の存在には気がつかなかったようだ。

《石田真一》

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