3日夕方、群馬県桐生市内の市道で、道路を歩いていた男児2人が進行してきた軽乗用車にはねられた。このうち3歳の男児が死亡。4歳の男児も骨折などの重傷を負った。路上駐車中のクルマから降りていた母親を追いかけようとしたとみられる。
群馬県警・桐生署によると、事故が起きたのは3日の午後5時15分ごろ。桐生市相生町3丁目付近の市道で、駐車中のクルマの間から車道に出てきた男児2人が、進行してきた軽乗用車にはねられた。
2人はともに弾き飛ばされ、このうち3歳の男児が頭部強打で間もなく死亡。4歳の男児も胸部骨折などの重傷を負い、近くの病院に収容されている。警察ではクルマを運転していた28歳の女を自動車運転過失致死傷の現行犯で逮捕している。
現場は片側1車線。死傷した男児2人は母親が運転し、現場付近の路肩に路上駐車していたクルマの車内にいた。しかし、車外にいた母親を呼びに行くか、追いかけるかして車外に飛びだし、その直後にはねられたものとみられている。警察では母親からも事情を聞く方針だ。