ヤマハ発動機は、社内カンパニーの「IMカンパニー」が4日、日本国内及びアジア市場向けに生産するヤマハブランドのサーフェスマウンター(表面実装機)の出荷台数が2万台(OEMの出荷台数を除く)を達成、記念式典を開催した。
2万台達成のモデルは、モジュール型サーフェスマウンター『YV100Xg』だった。
同社は、産業用ロボット事業分野に次ぐ、新たな分野として、1987年に電子部品のプリント基板への実装用機器として『YM4600S』を開発し、サーフェスマウンター事業に参入した。
以来、事業の拡大にともない、2000年4月1日にIM事業部を社内カンパニー化し、従来の事業部よりも権限委譲を進め、機動力を高めてきた。加えて製造・販売の関連会社としてアイパルスを設立し、事業競争力の強化とともに、事業基盤の確立を図ってきた。
2001年2月には、サーフェスマウンター出荷累計1万台(OEMの出荷台数を含む)を達成している。