1日未明、千葉県柏市内の国道16号で、道路を横断していた男性が進行してきた乗用車にはねられて死亡する事故が起きた。男性は対向車線に弾き飛ばされた後、さらに4台の車両にはねられて即死している。
千葉県警・柏署によると、事故が起きたのは1日の午前2時ごろ。柏市藤ケ谷新田付近の国道16号を横断していた男性が進行してきた乗用車にはねられた。男性は対向車線側に弾き飛ばされ、さらに4台の乗用車や普通トラックにはねられ、全身を強打したことが原因で即死している。
警察では最初に男性をはねたクルマを運転していた28歳の女を自動車運転過失致死の現行犯で逮捕。他の4台のクルマの運転者からも同容疑で事情を聞いている。
現場は片側2車線で、見通しの良い直線区間。男性が横断を開始した場所には横断歩道や信号機の設置はない。幹線道ということもあって、夜間でも交通量は多い場所だった。警察では死亡した男性の身元調べを進めている。