停止寸前のバスがロータリーでスリップ、3人重軽傷

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8月29日夕方、長野県上田市内のJR上田駅前ロータリーを進行していた千曲バスが運行する路線バスが運転を誤り、バス停に突っ込む事故が起きた。この事故でバスを待っていた客2人が負傷。乗客1人も軽傷を負っている。

長野県警・上田署によると、事故が起きたのは8月29日の午後5時40分ごろ。上田市天神付近にあるJR上田駅前ロータリーを進行していた千曲バスの運行する路線バスが路外に逸脱。そのままバス乗り場に突っ込んだ。

ロータリー内のバス停は大破。バスを待っていた69歳の女性がタイヤに足を踏まれて骨折する重傷。21歳の男性は大破した標識が当たり、右腕を骨折する重傷を負っている。バスには当時5人の乗客がいたが、このうち62歳の男性が座席から投げ出され、足を打撲する軽傷を負っている。警察ではバスを運転していた61歳の男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

当時の現場付近は強い雨が降っており、ロータリーを右回りで進行していたバスは停止寸前にスリップ。コントロールを失ったまま衝突したとみられている。

《石田真一》

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