24日未明、宮城県仙台市若林区内の国道4号で、速度超過違反を行ったとしてパトカーの追跡を受けていた乗用車が対向車線側に進入。対向車線を順走してきた普通トラックと衝突する事故が起きた。逸脱側のクルマを運転していた男性が軽傷を負っている。
宮城県警・交通機動隊、仙台南署によると、事故が起きたのは24日の午前3時ごろ。仙台市若林区中倉付近の国道4号をパトロールしていた同隊のパトカーが、約100km/hの速度で走行する乗用車を発見。ただちに追跡を開始した。
クルマは約300m逃走したが、Uターンをするために対向車線側へ進入。この際に対向車線を順走してきた普通トラックと衝突した。クルマは大破し、運転していた31歳の男性が全身打撲の軽傷を負った。トラックの運転手にケガはなかった。
男は無免許運転で、警察では回復を待って道路交通法違反容疑で事情を聞く方針だ。