インフィニティ EX 発表…クロスオーバーの出発点

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チーフデザイナーの渡辺誠二氏は、インフィニティのニューモデル『EX35』クロスオーバーは「610mmという乗り降りしやすいシートの高さがデザインの出発点でした」と語る。

EX35のシートポジションは『G35』セダンよりも82mm高く、小柄な女性や高齢者でも無理なき乗り降りすることができる。

「SUVの視界を確保しつつ、クーペのスタイリッシュさをも併せ持たせることに苦心しました。また女性にも受け入れられやすいよう、インテリアの質感にはこだわりをもっています。心地よい運転席を目指して、インパネやコンソール部はやわらかく手触りの良いマテリアルを使い、アクセントにクロームリング、本アルミや木目材を用いるなど、華やかさを演出する素材を選びました」とのこと。

白石恭裕チーフエンジニアは、EX35に採用された数々のニューテクノロジーを紹介する。

「『レーンデパーチャープリベンション(LDP)システム』は、既に『FX』に採用されている、白線をバンパー内のカメラで認識して車線を逸脱したときにドライバーに警告を鳴らす『レーンデパーチャー・ウォーニング』を進化させたものです。警告と同時に左右片側のブレーキのみを作動させ角度を修正し、ドライバーの回避行動を手助けするもので、今年末に発売する『M』(日本名:日産『フーガ』)に続きEX35に採用しました」

『アラウンド・ビュー・モニター(AVM)』は駐車をアシストするために前後左右4か所のカメラの映像を合成してバーチャル的に車体上空から360度の画像を映し出すもので、国内では日産『セレナ』と同『エルグランド』で採用されるが北米ではEXが始めての採用となる。

「また、日本国内では日産『エクストレイル』に使われている、浅い擦り傷などは時間の経過と共に表面のクリアコート部分が復元する『スクラッチコート』を用いました」とのこと。

他、ユーティリティを考えて6対4で分割可倒式のリアシートバックはマニュアル操作以外にもテールゲート脇のスイッチで収納及び展開が行え、さらに前席センターコンソール上にもシートバックを起こすスイッチが設けている。運転席のヘッドレスト後ろには収納式のコートハンガーが用意されるなど、各部に細かな配慮がちりばめられている。

《ケニー中嶋》

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