デイトナが発表した2007年6月中間期の連結決算は、中間期損益が5400万円の赤字に転落した。前年同期は2億円以上の黒字だった。
売上高は前年同期比4.4%増の37億1800万円と増収だった。国内四輪事業は、販売低迷と新商品の投入が少なく落ち込んだものの、国内二輪事業がツーリング用途商品やビッグスクーター向け商品が好調で全体をカバーした。海外向け事業も欧州向け輸出が好調だった。
営業利益は同72.3%減の2700万円と大幅減益だった。経常利益も同82.9%減の1200万円にとどまった。新店舗オープンと既存店舗改装による費用の増加などで収益が悪化した。
通期業績見通しは売上高は同8.2%増の80億1600万円、営業利益が同33.7%減の2億4600万円、経常利益が同35.1%減の2億1100万円、当期純利益が同88.0%減の5100万円の見通し。