三井住友海上、持株会社に移行へ

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三井住友海上保険は、2008年度中の早い時期に、単独株式移転による持株会社を設立して、グループ経営体制を強化すると発表した。

三井住友海上グループは、国内の損害保険事業を中核とし、生命保険事業、海外保険事業、金融サービス事業、リスク関連事業を幅広く展開し、事業の発展と多様化を図ってきた。

中期経営計画「ニューチャレンジ10」を実現するため、持株会社体制へ移行することで、グループが展開する事業それぞれについて、市場に即した迅速かつ機動的な事業展開と事業運営を行う。同時に、シナジーを追求してグループの総合力を最大限発揮していくことを目指す。

新設する持株会社は、グループ全体の戦略立案、経営資源配分、グループ会社の監視・監督等の全体統括に特化し、持株会社を核としたグループのコーポレートガバナンス体制を確立する。これによって経営管理、リスク管理、コンプライアンス態勢を強化し、グループの経営課題を明確化して迅速な対応を実現していく方針だ。

新設する持株会社の基本事項、具体的な体制移行のスケジュール、移行後の経営体制については今後検討し、決定次第、順次公表する。

《レスポンス編集部》

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