プジョー『207』に限らず、輸入車で気になるのがナンバープレートベース。日本のナンバープレートに比べ、海外のナンバープレートは天地が低く、横に長いためプロポーションが違う。
207でもこのナンバープレートベースがヨーロッパ式の横長。ボディ色のため、ここに日本のナンバープレートがつくと、左右にボディ色が覗き、エアインテークのデザインにも影響を与える。
この点を、プジョー・ジャポンのティエリー・ポワラ代表取締役社長に聞くと、「そう、その問題は認識していて、我々もアダプターとかいろいろと検討はしました。車両価格とデザインに与える影響のバランスなどを考え、207では現状のものを採用しています。これからの課題とさせて下さい」と答えてくれた。
車両価格の高い高級車や販売台数が多く出る車種は、型を起こして専用デザインにしても対応できるが、207のようなコンパクトカーの場合、今後の課題となるのであろう。