モバイル放送「緊急地震速報サービス」を開始へ

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モバイル放送「緊急地震速報サービス」を開始へ
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モバイル放送は6日、法人向けの緊急地震速報サービス「Sバンド防災放送」を来年3月より開始すると発表した。Sバンド波(2.6GHz帯)の特性を活かし、緊急地震速報を配信する。試験放送を2007年10月1日に、本放送を08年3月1日 に開始する。

緊急地震速報は地震の強い揺れが始まる数秒−数十秒前に、揺れが来ることを知らせるもの(震源に近い地域では、「速報」が間に合わないことがある)。

モバイル放送のSバンド防災放送には以下の特徴がある。
・ 専用衛星で日本全国をカバーし、県域をまたがる広域に同報での配信が可能
・パラボラアンテナが不要で、設置作業が簡易
・小型で移設が容易な受信機
・輻輳(ふくそう)の問題が発生しない 
・屋内と移動体の両方での使用が可能 
・衛星系のインフラのため、耐震災性に優れる
・降雨による電波の減衰がなく、悪天候でも影響を受けにくい
・ 大災害時には映像、音声、データ放送などの他のメディアで情報を取得可能

サービス対象は企業(工場内、オフィス、駅構内など)、商業施設、建設現場事務所、学校、病院およびプラント設備やエレベータの制御などの法人。 

受信機は複数のメーカーが、据置・壁掛け型の受信機とさまざまな機器に組込める受信ユニットを開発中。受信機自体の持ち運びは可能だが、サービス開始時は受信の確実性を確保するため、据置型の受信機でのサービスを想定している。既に販売されている商用受信機では利用できない。

受信料は未定。モバイル放送サービス「モバ HO!」に別途加入すれば、通常は多チャンネルの放送サービスを、非常時にはリアルタイムのニュース番組で地震による被を確認できる。モバHO!を視聴の場合は、別途視聴契約が必要。

緊急地震速報は気象庁が07年10月1日から提供を開始する。地震の揺れは震源から波のように時間をかけて各地に伝わっていくことから、地震の発生直後に観測データを解析し、予想される揺れの大きさを推定、強い揺れが始まる数秒−数十秒前に揺れを警告する。震源に近い地域では、「速報」が間に合わないことがある。NHKのTV・ラジオが緊急地震速報を提供することを予定している。
《高木啓》

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