シートクッションが気になって…女性をはねる

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1日未明、熊本県天草市内の市道で、散歩をしていた92歳の女性が進行してきた乗用車にはねられて死亡する事故が起きた。警察では乗用車の前方不注意が事故の原因として、運転していた29歳の男性から事情を聞いている。

熊本県警・天草署によると、事故が起きたのは1日の午前4時5分ごろ。天草市佐伊津町付近の市道で、手押し車を使いながら散歩をしていた92歳の女性が、後方から進行してきた乗用車にはねられた。

女性はクルマに弾き飛ばされるようにして転倒。近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因で間もなく死亡している。警察ではクルマを運転していた29歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

現場は幅員4m程度の狭い市道。女性は道路中央寄りを歩いていたとみられる。警察の調べに対し、クルマを運転していた男性は「助手席側に置いていたクッションの位置を直していて、ふと前を見たら女性が目の前にいた。ブレーキも間に合わなかった」などと話しており、警察では前方不注意が事故の原因とみている。

《石田真一》

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