日本ピストンリングが発表した2007年4−6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比3.4%増の121億8500万円と増収だったものの、営業利益が同40.7%減の4億600万円と大幅減益だった。
日系自動車メーカーの輸出と海外生産の増加に伴ってアセアンや中国を中心に受注が増加、売上げは増収となった。
しかし、損益面では減価償却制度の変更で費用負担が増加したほか、原材料の高騰も影響して大幅減益となった。経常利益は同41.4%減の3億5600万円、当期純利益が同12.0%減の1億3700万円と落ち込んだ。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。