鈴木トヨタ専務「タンドラが北米収益押し上げ」

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鈴木トヨタ専務「タンドラが北米収益押し上げ」
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トヨタ自動車の鈴木武専務は3日の第1四半期決算発表の席上、今年初めから北米市場に投入したフルサイズピックアップトラック『タンドラ』の販売が順調に推移しており「北米の増益要因を押し上げた」と指摘した。

タンドラは昨年末から新設のテキサス工場で生産を開始、米ビッグ3とまともに競合するトヨタ初のピックアップとして投入された。今年の販売計画は20万台だが、鈴木専務は「目標達成に向けて順調に推移している」と自信を示した。

タンドラについては多額のインセンティブが投入されているとの指摘もあるが、鈴木専務は「インセンティブは機動的に打っている。当社の財務に大きな影響を与える動きはしない」と語った。

さらに、インセンティブは「むしろ利益面積を増やすために打っていくもので、そうした効果は出ている」と述べた。

《池原照雄》

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