マツダは、2007年4-6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
グローバル小売台数は、同1%減の32万3000台と微減だった。欧州では1991年以来15年ぶりに30万台を突破した昨年と同レベルの水準を維持したほか、北米も好調だった。しかし、国内の登録車の販売が低迷、中国は海南でのマツダブランドでの現地生産終了により同44%減となった。
売上高は、主要通貨の円安を受け、前年同期比11%増の8143億円となり、営業利益は研究開発費の増加や減価償却費負担の増加などの減益効果はあったものの、為替好転とコスト削減でカバーし、同9%増の323億円となった。
経常利益は急速な円安進行に伴い、為替予約差損増などが影響し、同12%減の212億円、当期利益は同62%減の25億円にとどまった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。