日本自動車工業会が発表した6月の自動車国内生産実績によると、四輪車の生産台数は、前年同月比2.9%減の98万9475台となり、2カ月ぶりにマイナスだった。国内需要の低迷が響いた。
車種別では、乗用車が同1.7%減の84万6744台で、2カ月ぶりにマイナスとなった。普通車は同18.8%増とプラスだったものの、小型車が同25.3%減、軽四輪車が同10.0%減と落ち込んだ。
トラックは同10.9%減の13万3853台と、2ケタのマイナス、国内需要が低迷しているため。普通トラックが同2.8%減、小型トラックが同17.7%減、軽トラックが同15.8%減だった。
6月の国内需要は同9.4%減で、輸出は同11.1%増だった。