踏切内で右折待ち? 閉じ込められたクルマに列車衝突

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23日夕方、熊本県熊本市内にあるJR豊肥本線の踏切で、踏切内に立ち往生していた軽乗用車と通過中の下り普通列車が衝突した。クルマは大破し、運転していた73歳の男性が意識不明の重体となっている。

熊本県警・熊本南署によると、事故が起きたのは23日の午後4時40分ごろ。熊本市二本木5丁目付近にあるJR豊肥本線の踏切で、73歳の男性が運転する軽乗用車が踏切内で立ち往生し、直後に通過してきた下り普通列車(熊本発/肥後大津行き、2両編成)と衝突した。

クルマは押し出されるようにして大破。運転していた男性は地元消防が救出したが、頭部を強打するなどして意識不明の重体だという。列車には乗客乗員約40人が乗車していたが、ケガ人はなかった。

現場は遮断機や警報機が備わった踏切。男性のクルマは踏切を越えたところにある市道に右折進入しようとしていたらしく、踏切内で右折待ちをしていたとみられる。対向車の通過を待っている間に遮断機が作動して、内部に閉じ込められたようだ。

《石田真一》

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