22日朝、青森県十和田市内の農業用ため池に乗用車が転落しているのを釣り人が発見、警察に届け出た。運転していた66歳の男性は水没していた車内から発見されたが、収容先の病院で死亡が確認されている。
青森県警・十和田署によると、事故が起きたのは22日の午前8時25分ごろ。十和田市米田雨沼付近にある農業用ため池を訪れた釣り人から「クルマが池に沈んでいるようだ。水面からタイヤが見えている」との通報が地元消防に寄せられた。
消防から連絡を受けた同署員も現場に急行。クルマは池の中央部で転覆した状態で沈んでおり、運転していた66歳の男性は約1時間後に車内から救出されたが、病院で死亡しているのが確認された。溺死とみられている。
現場は水田の中にあるため池。近くの県道からは約100m離れている。死亡した男性は現場へ釣りに訪れたとみられているが、クルマの方向転換をしているうちに誤って転落したものとみられている。