タクシー運転手が客に刃物で刺され、売上金を奪われる

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22日早朝、東京都あきる野市内でタクシー運転手の男性が客を装って乗り込んだ男に刃物で刺され、売上金などを奪われる事件が起きた。男性は重傷を負っており、警察では強盗傷害事件として捜査を開始している。

警視庁・福生署によると、事件が起きたのは22日の午前5時30分ごろ。あきる野市上代継付近の市道を走行していたタクシーの車内で、客の男が59歳の男性運転手に対して「気分が悪いから一度クルマを止めてくれ」と要求した。

運転手は付近にある保育園の駐車場にタクシーを止め、後部ドアを開けたところ、客の男は運転席のドアを開き、いきなり男性の右脇腹を刃物で刺した。男性は車外に倒れこんだが、男は売上金約3万円を奪い、そのまま逃走している。男性は近くの病院に収容されたが、重傷を負っている。

警察では強盗傷害事件として捜査を開始。逃げた男の行方を追っている。男は20歳代後半から30歳代前半とみられ、身長は約180cm。JR昭島駅付近からタクシーに乗り込み、あきる野市の五日市地区に走るように指示していたという。

《石田真一》

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