パトカーから逃げ3台と衝突、運転の男は黙秘

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18日夕方、岐阜県瑞穂市内の国道21号で、パトカーに追跡されていた乗用車が赤信号を無視して交差点に進入。交差道路を走行してきたクルマ3台と次々に衝突した。警察はクルマを運転していた男を逮捕したが、黙秘を貫いているという。

岐阜県警・北方署、岐阜南署によると、事故が起きたのは18日の午後6時40分ごろ。これに先立つ同日の午後6時25分ごろ、警察に対して「岐阜市江添付近の国道21号で蛇行運転を繰り返すクルマがいて危ない」という内容の通報が寄せられた。付近をパトロールしていた同署パトカーが暴走する容疑車両を発見して停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

パトカーはただちに追跡を開始したが、クルマは前走車を追い抜くために対向車線への進入を繰り返すなどしたために危険と判断。約700mで追跡を打ち切ったが、クルマはそのまま逃げ続け、瑞穂市別府付近の交差点へ赤信号を無視して進入。交差道路を走行してきた乗用車2台と衝突。さらに1台と接触した。この事故で衝突した2台に乗っていた女性4人が顔などを切ったり、打撲する軽傷を負った。

警察ではクルマを運転していた30−40歳代とみられる男を道路交通法違反(信号無視)の現行犯で逮捕。自動車運転過失傷害容疑でも調べを進めているが、男は黙秘を貫いており、名前すら名乗っていないという。

《石田真一》

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