山形県警は8日、約30年間に渡って無免許運転を続けてきたとして、山形県酒田市内に在住する58歳の男を道路交通法違反(無免許、酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。飲酒検問によって長期の無免許運転が発覚。警察では正確な期間を調べている。
山形県警・酒田署によると、逮捕された男は8日の午前5時5分ごろ、酒田市日吉町2丁目付近の市道において酒気帯び状態で軽乗用車を運転していた疑いがもたれている。
交通検問によって飲酒運転が発覚したが、免許証の提示を求めた警官に対して「持っていない」と答えたことから、同時に無免許での運転だったこともわかった。さらに事情を聞いたところ、少なくとも30年前には失効し、以後は再取得していないことが判明したという。
警察では男が無免許で日常的にクルマを運転していたものとみて、調べを進めている。