軽乗用車が大型トレーラーと正面衝突、3人死亡

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2日未明、北海道長万部町内の国道5号を走行していた軽乗用車が対向車線側に逸脱し、大型トレーラーと正面衝突する事故が起きた。軽乗用車は原型を留めないほどに大破し、乗っていた男女3人が死亡している。

北海道警・八雲署によると、事故が起きたのは2日の午前0時ごろ。長万部町豊津付近の国道5号を走行していた19歳男性の運転する軽乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を進行してきた42歳の男性が運転する大型トレーラーと正面衝突した。

軽乗用車は路外に弾き飛ばされるようにして大破。運転していた男性と、助手席に同乗していた19歳の女性。後部座席に同乗していた28歳の男性が全身強打や外傷性ショックなどが原因で間もなく死亡。トレーラーを運転していた男性にケガはなかった。

現場は見通しの良い片側1車線の直線区間。警察の調べに対し、トレーラーを運転していた男性は「対向車線にまっすぐ進入してきた。急ブレーキを踏んで、それでも間に合わないと思って急ハンドルを切ったが衝突した」と話している。現場にトレーラーのブレーキ痕は確認されたが、軽乗用車のものは無かった。死亡した3人は函館市内にある看護学校の生徒で、休暇を利用して札幌市内に行った帰りに事故を起こした。警察では運転者の居眠りが事故原因と推測している。

《石田真一》

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