曙ブレーキ工業は、中期経営計画「Global 30」の一環として東日本を中心とした国内生産拠点を再編すると発表した。
国内生産拠点の再編は、曙ブレーキ三春製造で生産しているディスクブレーキなどの生産について、曙ブレーキ福島製造、曙ブレーキ岩槻製造、曙ブレーキ山形製造に移管する。曙ブレーキいわき製造で生産している再生ブレーキなどは曙ブレーキ福島製造に、曙ブレーキ羽生製造で生産しているディスクブレーキパッドは、曙ブレーキ山形製造、曙ブレーキ福島製造に移管する。
今回の再編の投資額は、曙ブレーキ福島製造の工場拡張を含めて2007年度から2年間で約45億円。
今回の再編で、生産能力・生産設備の偏在是正など、経営資源を最適化し、競争が激化する国内事業の競争力強化を図るとしている。