温泉施設に潜伏 ひき逃げ容疑者を逮捕

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山形県警は22日、今月10日に山形県山形市内で死亡ひき逃げ事故を起こしたとして、37歳の男を業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。事件後、知人と一緒に逃走。福島県郡山市内の温泉施設で発見されていた。

山形県警・山形署によると、問題の事故は10日の午後9時40分ごろ発生した。山形市宮町4丁目付近の市道を横断していた88歳の男性が進行してきた乗用車にはねられた。男性は転倒した際に頚部を骨折、収容先の病院で死亡している。

クルマはそのまま現場から逃走。警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。南陽市内の集合住宅敷地内に放置されている容疑車両を発見、このクルマの所有者であり、以前この住宅に住んでいた37歳の男を指名手配していた。

捜査の結果、男が福島県郡山市周辺にいることが判明。男は同市内の温泉施設に知人の男性と一緒にいるところを発見され、業務上過失致死などの容疑で逮捕された。逃走にはこの男性のクルマが使われており、警察では犯人隠避の意思があったのかについて、この男性からも事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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