出光興産の100%子会社であるアポロサービスは、7月1日から乗用車用バッテリー『スーパーダイハード』を発売する。価格は1万0900円−3万2500円。
同バッテリーは、バッテリーの大敵である熱による劣化を防ぐ耐熱構造「ヒートプロテクションシステム」を業界で初めて採用したもの。これによって、寿命の短縮につながるバッテリー内部の温度上昇を抑え、耐久性を強化した。
そのほか、極板にマス目の数が多い、細かい格子体「スーパーウェブグリッド」を採用することにより、極板で発生した電気を効率的に集められる。その結果、国内最強の始動性能を誇るそうだ。
また、極板材質をバッテリー液の減りにくいカルシウム合金にするとともに、バッテリー上部のふたを二重にする「サーキュレート構造」を採用した。このことにより、蒸発した水分を結露させ、内部に回収、循環させることで、減液を防ぐことができる。文字通り、メンテナンスフリーのバッテリーだ。