16日、F1アメリカGP予選直後に行われたIPS(インディ・プロ・シリーズ)第6戦の決勝で、武藤英紀が初優勝。インディアナポリスに君が代が鳴り響き、表彰台の真ん中に日の丸がはためいた。 レースはF1と同じ、インディのオーバルコース一部とインフィールドに設けられた4.192kmのロードコース18周の戦いだ。武藤は、14日にミッドオハイオのロードコースで初めてトップカテゴリーのインディカーの単独テストを終えた直後、インディアナポリス入りすると、金曜日の予選で初のポールポジションを獲得。決勝は絶妙のスタートからラップを重ねるごとにリードを広げる安定したレース運びで、2位に6秒以上の差をつけてのフィニッシュ。IPS参戦6戦目にして念願の初勝利を果たした。 翌日曜日にダブルヘッダーで行われた第7戦は、第6戦のトップ8によるくじ引きでスタート位置が決められた。8番手を引いてしまった武藤だが、この日も終始果敢に攻め着々と順位をあげてゆくと、最終ストレートで先行マシンをオーバーテイクし3位。表彰台入賞を果たし、7戦を終えた時点でシリーズランキング2位を守った。武藤英紀のコメント:「目標であった優勝を果たせて本当にうれしい。 君が代が流れるとは思っていなかったのでジーンときました。ここでレースをやると決めた場所で自分が君が代を流したんだと思ったら、胸が熱くなりました」鈴木亜久里/プロデューサーのコメント:「完璧な、素晴らしいレース内容だった。武藤の初優勝のときに居合わせることができてよかった。やっぱり、自分の目の前でこうやって勝ってくれると本当にうれしいです」
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