検問突破、40m転落して運転者死亡

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12日夜、長崎県西海市内の国道202号で、交通検問を突破したとしてパトカーの追跡を受けていた軽乗用車が路外に逸脱。そのまま崖から転落した。クルマは大破し、運転してた男性が死亡している。

長崎県警・西海署によると、事故が起きたのは12日の午後9時20分ごろ。西海市内で同署が飲酒検問を実施していたところ、1台の軽乗用車が停止命令を無視して検問を突破。そのまま逃走した。

待機していたパトカーがただちに追跡を開始したが、クルマは蛇行運転や信号無視を繰り返して逃げ続け、検問が行われていた地点から約6.5km離れた西海市大瀬戸町雪浦下郷付近の国道202号で路外に逸脱。クルマはそのまま崖から転落し、約40m下で海岸で大破している。

運転していたのは48歳の男性で、心肺停止の状態で救出されたものの、間もなく死亡している。警察ではクルマの走行状態から男性が酒に酔っていた可能性が高いとみて、調べを進めている。

《石田真一》

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