再三にわたって決算発表を延期してきたソリッドグループホールディングスは、2007年3月期連結決算を発表、最終赤字が144億円となった。今回の決算発表はゴーイングコンサーンの懸念が注記された。
売上高は前年同期比10.7%減の365億7800万円、営業損益は18億7800万円の赤字で、前年同期よりも赤字額が2倍に膨らんだ。経常損益も前年同期の12億900万円から17億8800万円に赤字が拡大した。当期赤字は前年同期の33億9100万円から144億1400万円へと赤字額が4倍になった。親会社の寄託金の回収懸念や長期債権の見直しによる貸倒引当金の計上、減損損失などが主因。
同社は旧ライブドアオート、その後のカーチスで、ライブドア事件による顧客離れが尾を引き業績が悪化したままだ。