富士通テン、デジタル無線タクシー配車システム 07年モデル発売

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富士通テン、デジタル無線タクシー配車システム 07年モデル発売
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富士通テンは、デジタル無線タクシー配車システム「Type-A」、「Type-S」の2007年モデルを6月1日から発売開始した。Type-Aは大規模・中規模ユーザー向け、Type-Sは小規模ユーザー向け。

2007年モデルは、配車車両検索時に従来の「直線距離」「条件」に加え、道路規制などを考慮した「ルート探索」を可能にし、より配車精度を向上した。また、「デュアルディスプレイ」に対応し、一台のパソコンで2台のディスプレイに表示が可能で、地図画面と受付画面・配車状況画面などを同時に確認しながら配車することができ、効率的な配車業務が行なえるとしている。

さらに、Type-Aは同社のドライブレコーダー「OBVIOUS(アヴィアス)レコーダー」との連携機能を強化した。

速度超過などの危険ポイントの地図表示や、危険運転地域の把握・分析が可能で安全運転教育などに活用できる。ドライブレコーダーに記録された画像を配車センターへの送信も可能で、事故などの緊急事態発生時でも迅速な対応をサポートする。

このほか、搭載するデジタル無線機の出力を従来の2Wから5Wに上げ、配車センターへの音声・データ送信を充実、音質の向上を図った。

顧客管理・通信サーバの二重化や、配車センターから離れた場所にある基地局用無線機を、IPネットワークにより遠隔操作で予備機への切り替えを可能とし、システムの信頼性を向上した。

《レスポンス編集部》

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