27日夜、三重県鈴鹿市内の市道で、減速中の原付バイクに対し、後ろから走ってきた中型バイクが追突する事故が起きた。双方の運転者は路上に投げ出されたが、追突側のバイクを運転していた17歳の男性が全身強打で死亡している。
三重県警・鈴鹿署によると、事故が起きたのは27日の午後9時25分ごろ。鈴鹿市岸岡町付近の市道で、右折するために減速を開始した20歳男性の運転する原付バイクに対し、後ろから走ってきた中型バイクが追突した。
双方のバイクは転倒。運転者は路上に投げ出されたが、中型バイクに乗っていた17歳の男性はそのまま滑走して電柱に衝突。近くの病院に収容されたが、頭部強打が原因のために間もなく死亡している。原付バイクの男性も打撲などの軽傷を負った。
現場は見通しの良い直線区間。死亡した男性が前を走る原付バイクの減速に気づくことが遅れたことが原因とみられている。