GEの法人向け金融サービス部門で、オートリースを中心とした車両管理サービスを提供するGEフリートサービスは、無線ネットワークを介した車両管理システム「GEテレマティクス・サービス」の提供を、2007年7月から法人顧客向けに開始する。
オートリースを利用する企業は、GEテレマティクス・サービスを導入することで、車両の運行・管理に関わる情報が「見える化」し、安全で環境に配慮した車両運行や車両管理コストの削減を可能にする。
GEフリートサービスの米国本社では05年11月にテレマティクス・サービスの提供を開始、その経験を踏まえ、本サービスを日本でも展開する。
テレマティクス・サービスの中核を成す車載機器はオプテックスと共同開発した。この車載機器から、KDDIが提供する無線通信ネットワークを介して、車両の運行・管理に関わるデータをインターネット上で顧客企業にタイムリーに提供する。
また、GEフリートサービスは、GEテレマティクス・サービスにより「見える化」したデータや異常値の傾向を分析し、顧客企業に対して車両の運行・管理に関する改善策を提案する。
GEフリートサービスは、7月より大口の顧客を中心にコンサルティング診断を開始し、順次、サービス提供を拡大する。開始1年間で4000−5000台のリース車両への導入を目指す。また、本サービスは、1台あたりの月額3000円以内での提供を予定する。