自転車の男児、舗装用ローラー車にはねられて即死

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19日朝、茨城県取手市内の市道で、自転車に乗って遊んでいた4歳の男児が、近くの工事現場に向かっていた舗装用ローラー車にはねられる事故が起きた。男児は頭部を強打し、即死している。警察では23歳の男を逮捕している。

茨城県警・取手署によると、事故が起きたのは19日の午前8時30分ごろ。取手市上萱場の市道を自転車で横断しようとしていた4歳の男児が、発進した舗装用のローラー車(ロードローラー)の左後輪に巻き込まれた。男児は頭部を強打して即死。警察ではローラー車を運転していた23歳の男を業務上過失致死の現行犯で逮捕している。

ローラー車を公道で運転するためには小型特殊免許が必要だが、男が有していたのは原付バイク免許のみ。調べに対して男は「近くの工事現場に向けて移動中だった」、「自転車が停止したことから発進させたが、同時に自転車も動き出した」などと供述しているという。

現場は見通しの良い直線区間。男児は朝から自転車に乗って遊んでいたという。事故が起きた地点は自宅から約100mの場所で保護者はいなかった。

《石田真一》

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