いすゞ自動車は、系列部品メーカーのTDFに増資すると発表した。、TDFの実施する第三者割当増資282万8000株を9億8980万円で引き受ける。発行価格は1株=350円。
TDFは増資で得た資金を生産能力の増強、高効率コスト競争力の強化のための設備投資資金に充当する予定だ。
いすゞはTDFの主要取引先だが、今後いすゞは海外を中心とした商用車およびディーゼルエンジンの販売拡大を見込んでおり、これに伴って主力商品の鍛工品の大幅な受注拡大を見込んでいる。
このため、いすゞは鍛造部品製造の大手であるTDFに増資し、TDFの設備投資資金として活用してもらう。
いすゞのTDFへの出資比率は23.52%だが、増資後は37.13%となる。