赤信号を無視したトラック、小学生3人をはねる

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15日午後、北海道札幌市北区内の道道で、普通トラックが赤信号を無視して進行し、横断歩道を渡っていた小学2年生の女子児童3人を次々にはねた。この事故で1人が意識不明の重体。2人が重軽傷を負っている。警察は運転していた18歳の少年を逮捕している。

北海道警・札幌北署によると、事故が起きたのは15日の午後2時45分ごろ。札幌市北区屯田7条6丁目付近の道道で、近くの小学校に通う小学2年生の女児児童3人が青信号に従って横断歩道を渡りだしたところ、信号を無視して進行してきた普通トラックに次々とはねられた。

3人のうち、最初にはねられた7歳の女児は数メートル弾き飛ばされ、全身を強打して意識不明の重体。8歳の女児が頭部強打の重傷。別の7歳女児が転倒による打撲で軽傷を負っている。警察ではトラックを運転していた18歳の少年を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。道路交通法違反(信号無視)の容疑でも調べを進めている。

現場は見通しの良い直線区間。調べに対して少年は「信号が変わりそうだったが、間に合うと思って進行した」、「行けると思ったが直後に衝突した」など供述している。現場にブレーキ痕はなく、供述内容からは加速進入した可能性も考えられることから、警察では事故の状況について慎重に調べを進めている。

《石田真一》

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