三桜工業が発表した2007年3月期の連結決算は、売上高が前年同期比8.6%増の868億700万円、営業利益が同39.4%増の33億6300万円で増収増益となった。
増収増益となったのは主力製品の各種チューブ及び各種自動車向け製品全般の売上げが増加したため。特に、ブレーキ・燃料配管用やクイックコネクター、ナイロンチューブ、マルチレイヤーチューブなどが増加したほか、エンジンシステム向けのブレージング製品なども好調だった。
経常利益は同30.4%増の34億1200万円、当期純利益が同7.4%増の15億8200万円だった。
2008年3月期の業績見通しでは、売上高が同2.5%増の890億円、営業利益が同45.7%増の49億円、経常利益が同34.8%増の46億円、当期純利益が同51.7%増の24億円と増収増益の見通し。