マツダは、厚生労働省の次世代認定マーク「くるみん」を取得したと発表した。
今回の取得は、「育児休職中の能力開発機会提供およびスムーズな職場復帰への支援策導入」「仕事と子育ての両立支援制度の理解促進」「育児をしやすい勤務環境のさらなる充実」の3つの取り組みが認められたもの。
次世代認定マークのくるみんは、2005年4月施行の「次世代育成支援対策推進法」に基づいた子育て支援のための行動計画に取り組み、実績が認められた事業主が取得できる。
マツダは2000年にスーパーフレックスタイム制度を導入したほか、2002年には業界初となる事業所内託児施設を設置するなど、さまざまなワークライフバランス(仕事と生活の調和)促進支援策を実施してきた。
広島労働局局長室で行われた次世代認定マークの授与式で、マツダの光田稔執行役員人事本部長は「マツダは、『ものづくり』は『ひとづくり』から始まると考えている。子育てに関わる人もそうでない人も同じように、それぞれの価値観とライフプランを互いに尊重し活躍できる会社にしたい」と述べた。