【サイバーナビ H099】「スマートループ構想」を具現化

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PNDの台頭によりカーナビの低価格が進む中で、市販ナビ業界で売り上げベースのさらなる成長を実現することは至難の業。

このような情勢の中で、「(パイオニアとしては)さらなる高付加価値提案が必要という認識に立ち、市販ならではの新しい価値提案をし続け、お客様の共感を得なければいけない」。こう語るのは、パイオニア常務取締役モーバイルエンタテインメントビジネスグループ本部長の波江野章氏。

その付加価値とは、昨年来同社が提唱している「スマートループ構想」だ。

「新世代サイバーナビでは、メーカーからお客様からへという情報の流れに加え、お客様からメーカー、さらにはお客様からお客様へという情報の流れを作り上げる。これにより、お客様からもたらされた有益な情報は他のお客様にも共有されることになり、情報の質・量ともに向上し、加速度的に進化し続けるカーナビが誕生する」(波江野氏)。

スマートループを実現するため、新モデルでは「リアルタイムプローブ」をはじめとするさまざまな新機能が盛り込まれた。

すでにスマートループの先駆けとして、06年モデルより「蓄積型プローブ」を採用しているが、新型サイバーナビでは携帯電話網を通じてVICSよりもきめ細かい道路情報を提供/入手できる「リアルタイムプローブ」を新たに採用するとともに、同社の無料ブログサービス「スマートループドットログ」で登録された他ユーザーの地点情報やドライブ経験を共有可能にした。これらによって、ルート案内のさらなる高品質化や検索データベースの充実が実現するということだ。

《北島友和》

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