ヘルメット未着用の2人乗りバイク、パトカーから逃走中に転倒

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26日早朝、千葉県流山市内の県道で、ヘルメット未着用を発見されてパトカーに追跡されていた2人乗りの原付バイクが、交差点で軽トラックと出会い頭に衝突した。この事故で乗っていた15歳の少女2人が重傷を負っている。

千葉県警・流山署によると、事故が起きたのは26日の午前5時50分ごろ。これより10分前の午前5時45分ごろ、流山市内をパトカーでパトロールしていた同署員が、ヘルメット未着用状態の少女2人が乗った原付バイクを発見。ただちに停止するように命じたが、バイクはこれを無視して逃走を開始した。

パトカーはバイクの追跡を開始。バイクは低速で約500m走行したが、流山市木付近の県道交差点に一時停止標識を無視して進入。交差道路を左方向から進行してきた軽トラックに進路を塞がれる状態となり、そのまま右側面部に衝突した。

バイクは転倒して2人は路上に投げ出され、このうち運転していた15歳の少女が頭部を強打して意識不明の重体。後部に同乗していた15歳の少女も全身を強打する重傷を負い、いずれも近くの病院に収容されている。

現場は比較的見通しの良い交差点。警察では「ヘルメット未着用での走行は危険であり、早期に抑止する必要があった。追跡は適正だったと考える」と説明している。

《石田真一》

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