19日早朝、北海道池田町内の国道242号で、走行中のワゴン車がカーブを曲がりきれずに路外へ逸脱する事故が起きた。クルマは電柱に衝突して大破。助手席に同乗していた男性が死亡している。
北海道警・池田署によると、事故が起きたのは19日の午前6時15分ごろ。池田町高島付近の国道242号で、ワゴン車が路外に転落して大破しているのを通り掛った別のクルマの運転者が発見。警察に届け出た。
ワゴン車は右カーブを曲がりきれず、道路左側に逸脱して歩道に乗り上げ、片輪を側溝に落とした状態で約50m滑走。最終的には電柱に衝突していた。クルマは左側部分を中心に大破しており、助手席に同乗していた19歳の男性が頭部強打で死亡。運転していた66歳の男性も打撲などの軽傷を負った。
警察では速度超過と、これに起因するハンドル操作のミスが事故につながったものとみて、運転していた男性の回復を待って業務上過失致死容疑で事情を聞く方針だ。