クラリオン07春モデル最大のトピックは、ローエンドにあたるモデルから地上デジタル(ワンセグ放送)に対応させたということだろう。
今回のモデルで言うところの“ローエンド”とは「地図データ(+リッピング)用に30GB容量のHDDを搭載し、CDもしくはDVDの再生を可能とした、画面サイズQVGA相当モデル」のこと。ナビとしての性能は必要十分どころか、一昔前であればとてもローエンドとは呼べないような機能を有している。
これまではアナログ放送に対応したチューナーを搭載していたが、今モデルではこれをワンセグ放送用のチューナーに置き換えた。チューナー部は本体に内蔵されている。
説明員によると、2011年のアナログ停波以降もナビを買い換えることなく使えるようにしたもの。このクラスはディーラーオプションの純正ナビとして自動車メーカーにOEM提供することも多く、それも前提にして搭載を決めたという。