ゼネラルモーターズ(GM)と、セーフ・キッズ・ワールドワイド、NASCARのドライバーであるジェフ・バートンは、協力し、子供を決して車内に置き去りにしてはならないということを広く知ってもらうため、記者会見を開き、両親や保護者を対象に安全に関するアドバイスを行なった。
セーフ・キッズ・ワールドワイドは、子供を不慮な事故などから守ることを目的に、世界各国の企業や病院、保健機関といった幅広い業種がサポートする国際的な機関だ。
記者会見では「子供は我々にとって、最もかけがえのない存在であり、彼らを死亡や傷害に至らしめる行為は絶対に避けなければならない」とアピール、GMとセーフ・キッズは「Never Leave Your Child Alone」(決して子供をひとりで置き去りにしないで)プログラムを創設したことを発表した。今後、幼い子供が暑い車内で直面する危険性について、両親や保護者を対象とした啓蒙活動を行っていく。
自身が週末の多くを暑い車内でハンドルを握るバートン選手は、両親や保護者に対し、子供を車内に放置する危険性について警告する。外気温が、摂氏21度(華氏70度)を下回る日であっても、車内の温度はわずか10分で外気温より19度も高くなる可能性がある。子供は大人に比べ、 3倍から5倍の速さで体温が上昇するため、熱中症にかかりやすい。