次のスペインGPまで約1カ月間、各チームとも開幕3戦で露呈したトラブルの改善に必死の作業を行うことになる。フェラーリにとって改善リストのトップに位置するのはオープニングラップでのペースの悪さ。
スタートの良いマクラーレンにファーストラップで抜かれる場面が度々見られているだけに、フェラーリとしても一刻も早く改善したいところ。
「問題の詳細については明かすことができないが、ファーストラップとハンドリングについては改善しなければならないだろう。そのためにも開発プログラムをできるだけ押し進める必要がある」と、テクニカル・ディレクターのマリオ・アルモンド。
「バイラーノサーキットでエアロダイナミクスのテスト、そしてグランプリ直前にはバルセロナでのテストが予定されている。ライバルに負けないように開発を続けていきたい」