クルマのドアが開いて子供が転落、後続車にはねられ死亡

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13日午前、大阪府和泉市内の府道で、Uターンを行おうとしていた乗用車の左後部ドアが突然開き、後部座席に同乗していた1歳の女児が車外に投げ出された。女児は後続車にはねられて死亡している。

大阪府警・和泉署によると、事故が起きたのは13日の午前11時35分ごろ。和泉市和気町付近の府道で、交差点をUターンしようとしていた25歳女性の女性が運転する乗用車の左後部ドアが突然開き、同乗していた1歳の女児が車外に投げ出された。女児は直後に走ってきた後続車にはねられて頭を強打。近くの病院に収容されたが、事故から約5時間後に死亡している。

クルマには運転席に女児の母親、助手席にその友人女性と子供(ひざの上)、後部右側のチャイルドシートに女児の弟にあたる生後2カ月の男児、左側に女児が座っていた。女児はチャイルドシートやシートベルトで拘束されてなかった。事故当時ドアロックはされておらず、内部からのドア開放操作を無効にするチャイルドロックもなされていなかったという。

警察の調べに対し、クルマを運転していた母親は「Uターン中にカチリという音を聞いた気がする」と話しているという。ドアが開いたことは認識したが、子供が落ちたことは当初気づいていなかったとみられ、警察では事故当時の詳しい状況について調べを進めている。

《石田真一》

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