花見帰りに死亡ひき逃げ事故を起こす

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兵庫県警は9日、兵庫県神戸市中央区内の市道で死亡ひき逃げ事故を起こしたとして、28歳の男を業務上過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕した。飲酒運転の発覚から逃れる目的で逃走したとみられている。

兵庫県警・葺合署によると、事故が起きたのは8日の午後8時ごろ。神戸市中央区若菜通4丁目付近の交差点を自転車で横断していた53歳の女性に対し、赤信号を無視して進行してきた乗用車が突っ込んだ。女性は路上へ転倒した際に頭を強打。近くの病院に収容されたが、間もなく死亡した。

クルマはそのまま逃走したため、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報から神戸市長田区内に在住する28歳の男が事故を起こしたものと断定し、9日に逮捕している。

男は8日の午後2時ごろから友人らと同市内の公園で花見を行い、ここで缶ビール4-5本を飲んだという。その後、居酒屋で二次会を開き、帰宅する途中で事故を起こしていた。警察では飲酒運転の容疑でも調べを進める方針だ。

《石田真一》

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