トヨタ自動車は12日、6月の株主総会後に正式就任する役員人事を内定したと発表した。北米トヨタと米国トヨタ自動車販売の社長を兼ねるジム・プレス常務役員が専務に昇格し、外国人として初めてトヨタ本体の取締役になる。
専務にはプレス氏のほか伊奈功一氏ら9人が常務役員から昇格する。一方、取締役の退任は中部国際空港の社長就任が内定している稲葉良●副社長、および服部哲夫氏ら専務3人の計4人となる。(●=偏:目、旁:見)
常務役員には鈴木茂樹第1材料技術部長ら11人が新任となる。早川茂広報部長やフランス工場のディディェ・ルロワ社長らが含まれる。常務役員の退任は天野吉和氏ら4人。