【新聞ウォッチ】横浜 那須野投手に巨額契約金、不運の佐々木社長

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朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2007年4月12日付

●「戦略的互恵」を具現化、日中首脳会談(読売・1面)

●エタノール車酒税かからず、もてぎ「インディ」(読売・2面)

●新日鉄、中国合弁の生産増強へ(読売・8面)

●インディジャパン19日開幕(読売・22面)

●中古車販売500万台割る、昨年度、17年ぶり(朝日・12面)

●「ダッジ」4車種日本で順次発売、クライスラー(毎日・10面)

●「しょうがない金額」那須野獲得で横浜球団社長(毎日・21面)

●ダイムラー売却大詰め、ダイムラー関与焦点、ファンド買収再編必至(産経・9面)

●自動車生産初の200万台、インド、昨年度21.4%増(日経・7面)

●輸入車何でも相談、ウッドストック、コールセンター開設(日経・31面)

●二輪駐車場、設置義務化へ横浜市が条例改正案(日経・35面)

ひとくちコメント

プロ野球の横浜ベイスターズが2005年に入団した那須野巧投手に対し、プロ野球実行委員会で申し合わせた最高標準額(1億円プラス出来高払い5000万円)を上回る5億3000万円の契約金を支払っていたことを明らかにした。

『週刊文春』が掲載したのを受けて、佐々木邦昭球団社長が事実関係を認めたもので、きょうの各紙が社会面、スポーツ面などで大きく報じている。

このコーナーで球団のスキャンダルを取り上げるのは不思議に思われるかも知れないが、佐々木社長は日産自動車出身。昨年3月、TBS関係者の口利きで球団再建のために送り込まれた。那須野投手との契約は04年12月に交わされたもので、不運にも佐々木社長は「高いなと思ったが、仕方なかった」と答弁するしかなかったようだ。

佐々木氏は日産でも出世が速く、社長候補に上がったこともある知恵袋。門外漢とはいえ、隠ぺい体質の球界にメスを入れるのにふさわしい人物として期待も大きかった。

《福田俊之》

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