日産自動車は2日、東京の六本木アカデミーヒルズ40で入社式を行った。冒頭、カルロス・ゴーン社長が挨拶し、新入社員に対して3つの言葉を贈った。
その3つとは「モチベーション、意欲」、「ラーニング、学習」、そして「トランスペアレンシー、透明性」だ。そして、ゴーン社長は「今後社会人として決して忘れずにいてほしい言葉」と強調した。
ただ、ゴーン社長は昨年の入社式でもほとんど同じ話をしており、手抜きと言えなくもない。厳しい日産の経営のことで頭がいっぱいで、新たなスピーチを考えるどころではなかったのかもしれない。しかし、新入社員にとっては初めて聞く話であり、頷きながらメモを取る新入社員も多かった。