線路上でのクルマ炎上事件、元夫を殺人容疑で再逮捕

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昨年7月、青森県八戸市内のJR八戸線の線路上で乗用車が炎上し、トランクからこのクルマを所有する女性の焼死体が発見された事件について、青森県警は23日、この女性の元夫でアメリカ国籍を持つ25歳の男(別の詐欺事件で起訴)を殺人容疑で再逮捕した。

青森県警・八戸署によると、問題の事件は2006年7月21日未明に発生した。八戸市鮫町先祖ケ久保付近のJR八戸線の線路上で乗用車が激しく炎上しているのをJR東日本の職員が発見、警察と消防に届け出た。乗用車の後部トランクからは、このクルマを所有する33歳女性の焼死体を発見。警察では殺人事件と断定して捜査を開始した。

死亡した女性は事件前日の7月20日、元夫でアメリカ国籍を持つ25歳の男と自宅近辺で口論している様子を近隣住人が目撃していたことがわかった。しかし、男は容疑を否認、男と交際していた29歳の女もアリバイを主張するなどしていた。

しかし、この2人の供述には矛盾点が多く、ひとつひとつを精査していった結果、女が口裏を合わせていたことが判明し、犯人隠避容疑で逮捕。さらに調べを進めたところ、男が犯行に関与したのは確実として、今回の再逮捕に踏み切った。

《石田真一》

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