「たいしたケガではない」とひき逃げのタクシー運転手を逮捕

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20日午前、京都府京都市上京区内の府道で、信号待ちをしていた原付バイクに後ろから走ってきたタクシーが追突。バイクを運転していた女性が軽傷を負う事故が起きた。タクシーはそのまま逃走したが、警察では同日夜に出頭してきた男を逮捕している。

京都府警・中立売署によると、事故が起きたのは20日の午前10時35分ごろ。京都市上京区河原町通今出川付近の府道で、21歳の女性が運転する原付バイクが信号待ちのために停車したところ、後ろから走ってきたタクシーが追突した。

バイクは転倒し、女性は腰などを打撲する軽傷を負ったものの、タクシーはそのまま逃走。警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、同日夜になってタクシー運転手を自称する66歳の男が警察に出頭。業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

調べに対して男は「たいしたケガに見えなかったし、先を急ぐ客を乗せていたので立ち去った」などと話している。警察では事故発生時に客として乗っていた人物も探し、事情を聞く方針だという。

《石田真一》

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