マツダは22日、2007年度からの4年間の新中期計画「マツダ アドバンスメント プラン」を発表、井巻久一社長はまだまだ解決しなければならない課題を抱えていることを強調した。
「いままでのマツダは今日を生きなければ明日は生きられないという状態だった。そしてようやく先を見て明日を考えるというところまできた。とはいえ、まだまだ充分な体力を持っているところまでには至っていない。マツダらしく、着実にやらなければならないことを一歩ずつ進めていく」と井巻社長は語った。
新中期計画では、モノづくり革新を中心とするビジネス行動改革を加速する方針で、マツダはあらゆる面で量より質を追求するという。「特に、ブランドとビジネス効率の質については徹底的に追求していく」と井巻社長。
そして、大規模な自動車メーカーを目指すのではなく、ワクワクする商品・サービスを提供し続ける企業になるという長期ビジョンを掲げた。